2011年11月20日日曜日

【雑記】FBXのファイルのフォーマットについて

MotionBuilderで使われているファイルフォーマットはFBXです。
FBXと言っても、実はこれには2種類のFBXファイルフォーマットが存在するのです。

1つ目はMotionBuilder2010のバージョンまでで使われていたfbxのフォーマット。
2つ目はMotionBuilder2011以降のバージョンとMayaとか3DMaxからExportされたFBXのフォーマット。

これらが何が違うかと言うと、1つ目のfbxフォーマットはMotionBuilderで使用されていたいわゆるネイティブなfbxフォーマットなんです。極端な言い方をしてしまえばfbxの中で独自に進化したガラパゴス的なフォーマットなんです。2つ目のFBXフォーマットはMayaや3DMaxなどからExportされたいわゆるパブリックなFBXフォーマットです。Autodeskがソフト間のDataExchangeとして猛烈プッシュしているファイルフォーマットです。

 なのでMotionBuilder2010までのバージョンまでなら本来ならMayaなどからExportされたFBXフォーマットはFile→Openでもファイルを開いても大きな問題はないので大丈夫かと思いますが本来ならFile→FBX Plug-in Import でファイルを読み込まないといけないんです。

MotionBuilder2011以降ならパブリックなFBXファイルフォーマットを正式に採用しているのでMayaなどのほかの3DCGソフトと互換性がかなり高くなっています。
実はそんな違いがあったのですが、もう最新バージョンなら特にそのようなことも気にせずにデータのImportやExportをしても気を使わなくても大丈夫なはずです。

fbxもガラパゴスから世界に通用するファイルフォーマットに進化をしましたというお話です。

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